和同開珎 伝世 鑑定書付
直径:約24.4mm 量目:3.0g
「続日本紀」によれば、和同元年(AD708) 5月に先ず銀銭を、8月には銅銭が発行されたとあり、これがわが国の貨幣の歴史のスタート、和同開珎の誕生と考えられています。ただ、銭銘についての記載はなく、和銅元年以前にある種の銅銭・銀銭が流通していたらしいことは「日本書紀」にも記述があります。これらの銭名は不明ですが、これを私鋳和同、即ち古和同とする見解もあります。この場合の和同の意味は年号の和同ではなく、純銅の意味と理解されています。「続日本紀」の記述は新たに公鋳された和同開珎を示すものと考えられています。和同開珎は発掘銭と伝世品とに良く区分けされますが、本銭は収集家の間を現在まで伝わってきた伝世品(でんせいひん)です。本銭は日本貨幣商協同組合鑑定書が付いています。
製造元 : 1-1 |
価格 : 275,000円(税込) |
ポイント : 2,500 |
|
|
品切れ
日本貨幣商協同組合鑑定書付
左側の6時〜9時にかけてほつれが見られますが、先ず先ずの和同開珎です。
穴銭には本貨の様に市中に流通していたものが代々、愛好家等により伝わったものと発掘によって世に出たものとがあります。前者を伝世品(でんせいひん)、後者を発掘銭と呼んでいます。発掘銭の青錆の味わいを好むか、錆のないものを選ぶかは皆様のご趣味の問題です。和同などは伝世品を好む傾向にあるやに感じます。