秋田鍔銭 短尾 その2
文久2年(1862)寸法:52.3x48mm 量目:約48g
銅製金属貨幣の鋳造は、幕府の専管事項でしたが、幕末には全国的な貨幣不足に陥り、江戸幕府は地方貨の鋳造を各藩に許可しました。鉱山に恵まれた秋田藩では、文久2年〜3年に4タイプの銅銭の製造が開始されました。その中のひとつがこの秋田鍔銭(ツバセン)です。
表面に雌雄の鳳凰が描かれ、裏面は八卦の参木模様です。側面には「久」の刻印が打たれ文久の初鋳を表わしています、また百文通用と言われています。鳳凰の尾の長さにより「長尾」「中尾」「短尾」と分類されます、本貨は「短尾」(たんび)です。
製造元 : 10-01-02 |
価格 : 14,850円(税込) |
ポイント : 135 |
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