アメリカ 連邦準備銀行 100ドル札 1990 A-A券 UNC
寸法:157 x 65mm
ベンジャミン・フランクリン肖像の100ドル紙幣です。
へぇ〜、米ドル札にもA-A券があるんだ!!皆さまにご紹介してみよう!!なんて、深く考えることなしに仕入た100ドル札のA-A券です。
ところが、ところが、私の考えとは随分と異なることが判明してビックリです。
日本の現行紙幣は、A000001Aから始まり、A900000AでA-A券は終了、その後は B000001Aへと続き、アリファベット1桁は Z900000Zで終了します。その後はアルファベット2桁のAA000001Aとなり、AA900000Aの後は、AB000001A へと進みZZ900000Zが最終番号となります。ここで番号は使い果たしてしまいます。
その後は、番号の色を変える手法を採用しています。野口1000円の前に使われていた夏目1000円は、黒→青→褐色→緑と4種類の色を使用しました。野口1000円は現状では、黒→褐色と変化しています。
当然、米ドルも大きな違いはあるまいと勝手に思っていたのですが、これが大間違いでした。
米ドルは、形の上では民間金融機関である12の連邦準備銀行が発行します。そして12の銀行には1〜12の数字とA〜Lのアフラベットが順番に与えれれています。肖像の小さいタイプの紙幣には肖像の左側にアルファベットが
書かれた円形があり、このアフラベットで発行銀行が判明します。更には本件の100ドル札で言えば、Aの文字の左と下、右の上下の合計4カ所に1の数字が見られます。連邦準備12行の中で、Aそして1は、ボストン連邦準
備銀行を示しています。
更に更に、当時の紙幣の番号の最初のアルファベットにもボストン連邦準備銀行はAが付いているのです。ですから、最初のロットだからAという訳ではなく、ボストン連邦準備銀行の発行札だからAから始まっているので
す。
ニューヨーク連銀は第2地区であり、アルファベットはBですので、ニューヨーク連銀から発行される紙幣は全てBから始まります。
日本から伝わったのでしょうか? 「A-A券」面白い!と近年ではゾロ目などと同様に米国でも珍番市況が盛り上がっているようですよ。
米ドルは奥が深いです。ここではご紹介しませんが、また、機会があればご案内させて頂きます。そんな米ドルのA-A券です。
製造元 : 100-19906 |
価格 : 27,500円(税込) |
ポイント : 250 |
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