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ジェームズ・ブキャナンは1791年にペンシルベニア州で生まれ、11人の長男であった彼は1812年に弁護士となり法曹界へ入りました。また、同年米英戦争が起こると最初の志願兵の一人としてボルティモア防衛戦に参加しました。その後下院議員、ロシア大使を務め、1934年に上院議員に選出されています。


1845年〜1849年は、第11代大統領のジェームズ・ポークの国務長官、その後英国大使を歴任、1856年に第15代大統領に選出され、1857年〜1861年まで在任しました。安政6年(1859)には、江戸幕府の神奈川奉行兼外国奉行で日米修好通商条約批准書交換使節で渡米した新見正興と謁見しています。


分裂と内戦へ進む中の大統領としては、統率力がなかったと言われ、現代の世論調査では最下位であることが多いようです。なお、婚約者が自殺したことから彼は生涯独身であった唯一の大統領です。