元禄二朱金 長元 特美
鋳造期間:元禄10年〜宝永7年(1697-1710)
品位:金564/銀436 量目:2.21g
江戸幕府は元禄8年に、幕府創設以来、最初の貨幣改鋳を行い元禄金銀貨を鋳造しました。勿論、改鋳の最大の理由は幕府財政の窮乏からの脱出です。
低品位の金銀の発行によりその出目をもって財政の不足を補おうとしたのです。慶長の金銀より96年で改鋳に追い込まれたこととなります。
勿論、改鋳の目的は出目を稼ぐことだけだはなく慶長小判の損傷が激しくなっていたことなども指摘されています。
元禄小判、一分金、丁銀などの発行から2年後、元禄10年に初めての二朱金であるこの元禄二朱金を鋳造しました。本貨の状態は元禄二朱としては良品、元の文字が本貨のようにクリアなものは、なかなかのレア物です。
製造元 : 09-42-12 |
価格 : 330,000円(税込) |
ポイント : 3,000 |
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