西脇 康 校訂・補編 B5版120頁 本書「銀座御用留」は貨幣の文献などに、頻繁に引用 されています。銀座掛り(勘定吟味役並出役)の葦名 重次郎の手控であり、銀座の内情も含め、貴重な内容 が書き留められています。 葦名重次郎が幕府勘定所より、銀座を監視する為に出 向した際に、書き残した事務書類を編纂したものであ り公務として携わった事案の前例調書、意見書、審査 書、報告書などの案文、写本が中心となっています。